秋田県の待機児童はどこに多い?市区町村別の保育定員・申込者数・学童の一覧【令和8年度】
秋田県内25市区町村はすべて令和8年4月1日現在で待機児童が0人となっており、県全体の待機児童数は前年の5人から5人減少した。
秋田県の保育所等の定員・申込者・待機児童と学童の待機状況(市区町村別)
こども家庭庁の公表情報によると、令和8年4月1日現在、秋田県内25市区町村の保育所等の利用定員は合計22,743人、申込者は17,566人、待機児童は0人である。この利用定員には保育所・認定こども園・地域型保育事業のほか、特例保育等・企業主導型保育事業・地方単独事業の分も含まれている。前年(令和7年4月1日)の県全体の待機児童数は5人だったため、1年で5人減少し、令和8年は全25市区町村で待機児童0という状況になった。
全国の集計(全1,741市区町村)では、待機児童がいる自治体が189市区町村(全体の10.9%)、待機児童0の自治体が1,552市区町村(89.1%)となっている。秋田県は全25市区町村が待機児童0に含まれており、全国的に見ても待機児童0の自治体が多い地域の一つといえる。なお、認可保育施設等(保育所・認定こども園・地域型保育事業)は、独立行政法人福祉医療機構(WAM NET)が運営する公表システム「ここdeサーチ」の収録情報によると県内323施設となっている(幼稚園は含まない)。
「待機児童ゼロ」の読み方
待機児童が0人という結果は、申込みをした家庭の全員がすぐに希望どおり入所できたことを意味するものではない。国の待機児童の集計方法では、育児休業中の人、特定の保育園等のみを希望している人、求職活動を休止している人などは待機児童の数に含まれない取り扱いになっている。そのため、待機児童0の市区町村であっても、実際の入所可否は申込みの時期や希望する園、子どもの年齢、各市区町村が行う利用調整によって変わってくる。
秋田県内で申込者数が利用定員を上回っているのは1市区町村ある。申込者数÷利用定員の値が高いほど、その地域の保育需要が利用定員に対して相対的に大きいことを示す目安にはなるが、これだけで個別の入所の可能性を判断することはできない。保活の進め方や利用調整の指数の付け方については、別記事で詳しく解説しているのでそちらも参考にしてほしい。
学童(放課後児童クラブ)の待機
学童(放課後児童クラブ)についても確認しておきたい。公表されている速報値(令和8年5月1日時点)によると、秋田県内の学童の登録児童数は12,116人、待機児童は16人となっている。保育所等の調査時点が令和8年4月1日であるのに対し、学童の調査時点は令和8年5月1日であり、調査の時点が異なる点には注意が必要だ。年度の途中で利用希望者数や受け入れ状況が変わることもあり得る。
小学校入学後に保育の受け皿が変わることで生じる「小1の壁」や、学童の申込み手続きの進め方については別記事で解説しているので、必要に応じて参照してほしい。
一覧表の見方と注意点
この記事に掲載する一覧表では、市区町村ごとの保育所等の利用定員・申込者数・待機児童数、学童の登録児童数・待機児童数などを確認できる。ただし、この一覧表に掲載されているのはあくまで調査時点の集計値であり、保育料の額や申込方法、現時点での空き状況といった情報は収録されていない。これらの実務的な内容は市区町村ごとに異なるため、お住まいの市区町村の公式案内で確認することをおすすめする。
秋田県の市区町村別一覧(保育の定員・申込者・待機児童と学童の待機)
こども家庭庁「保育所等関連状況取りまとめ(令和8年4月1日)」に収録された秋田県内25市区町村の状況です。表の値は調査原票の転記です。利用定員・申込者数には、保育所・認定こども園・地域型保育事業に加え、特例保育等・企業主導型保育事業・地方単独事業の分も含まれます(国が公表する全国集計の利用定員より大きくなる場合があります)。「申込者数÷定員」が1.00を超えると申込者数が利用定員より多いことを示しますが、定員・申込者には年齢区分や施設類型ごとの内訳があるため、市区町村全体のおおまかな目安としてお読みください。実際に入所できるかどうかは年齢・時期・希望園・各市区町村の利用調整によって決まります。
保育所等の定員・申込者・待機児童(令和8年4月1日現在)
| 市区町村 | 利用定員 | 申込者数 | 申込者数÷定員 | 待機児童 | 認可保育施設等数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 秋田市 | 8,378 | 6,466 | 0.77 | 0 | 103 |
| 能代市 | 930 | 802 | 0.86 | 0 | 18 |
| 横手市 | 1,972 | 1,544 | 0.78 | 0 | 38 |
| 大館市 | 1,436 | 1,184 | 0.82 | 0 | 20 |
| 男鹿市 | 384 | 287 | 0.75 | 0 | 9 |
| 湯沢市 | 777 | 557 | 0.72 | 0 | 12 |
| 鹿角市 | 840 | 476 | 0.57 | 0 | 10 |
| 由利本荘市 | 1,790 | 1,524 | 0.85 | 0 | 24 |
| 潟上市 | 1,151 | 733 | 0.64 | 0 | 11 |
| 大仙市 | 1,718 | 1,625 | 0.95 | 0 | 25 |
| 北秋田市 | 561 | 386 | 0.69 | 0 | 11 |
| にかほ市 | 420 | 357 | 0.85 | 0 | 9 |
| 仙北市 | 464 | 357 | 0.77 | 0 | 9 |
| 小坂町 | 70 | 78 | 1.11 | 0 | 1 |
| 上小阿仁村 | 60 | 24 | 0.40 | 0 | 1 |
| 藤里町 | 40 | 13 | 0.33 | 0 | 1 |
| 三種町 | 300 | 202 | 0.67 | 0 | 6 |
| 八峰町 | 150 | 65 | 0.43 | 0 | 2 |
| 五城目町 | 110 | 88 | 0.80 | 0 | 2 |
| 八郎潟町 | 100 | 90 | 0.90 | 0 | 1 |
| 井川町 | 110 | 68 | 0.62 | 0 | 1 |
| 大潟村 | 90 | 61 | 0.68 | 0 | 1 |
| 美郷町 | 570 | 330 | 0.58 | 0 | 3 |
| 羽後町 | 282 | 216 | 0.77 | 0 | 4 |
| 東成瀬村 | 40 | 33 | 0.82 | 0 | 1 |
認可保育施設等数は「子ども・子育て支援情報公表システム(ここdeサーチ)」の2026年10月7日時点の収録数(保育所・認定こども園・地域型保育事業。幼稚園を除く)で、調査時点が異なります。
学童(放課後児童クラブ)の登録・待機(令和8年5月1日時点・速報値)
学童(放課後児童クラブ)の値は令和8年5月1日時点の速報値です。「—」は放課後児童健全育成事業を実施していない市町村、「※」は子どもの居場所事業を実施し人数は把握しているが待機児童がその事業を利用していない市町村を示します。
| 市区町村 | 登録児童数 | 待機児童数 | 居場所確保要支援児童数 |
|---|---|---|---|
| 秋田市 | 2,682 | 16 | 16 |
| 能代市 | 636 | 0 | 0 |
| 横手市 | 1,433 | 0 | 0 |
| 大館市 | 856 | 0 | 0 |
| 男鹿市 | 265 | 0 | 0 |
| 湯沢市 | 649 | 0 | 0 |
| 鹿角市 | 524 | 0 | 0 |
| 由利本荘市 | 916 | 0 | 0 |
| 潟上市 | 455 | 0 | 0 |
| 大仙市 | 1,151 | 0 | 0 |
| 北秋田市 | 498 | 0 | 0 |
| にかほ市 | 315 | 0 | 0 |
| 仙北市 | 401 | 0 | 0 |
| 小坂町 | 80 | 0 | 0 |
| 上小阿仁村 | 24 | 0 | 0 |
| 藤里町 | 21 | 0 | 0 |
| 三種町 | 264 | 0 | 0 |
| 八峰町 | 97 | 0 | 0 |
| 五城目町 | 120 | 0 | 0 |
| 八郎潟町 | 89 | 0 | 0 |
| 井川町 | 52 | 0 | 0 |
| 大潟村 | 56 | 0 | 0 |
| 美郷町 | 326 | 0 | 0 |
| 羽後町 | 139 | 0 | 0 |
| 東成瀬村 | 67 | 0 | 0 |
なお、秋田県の子ども医療費助成については市区町村別の一覧を別記事で紹介しています。
出典: 「保育所等関連状況取りまとめ(令和8年4月1日)」(こども家庭庁・https://www.cfa.go.jp/policies/hoiku/torimatome)を加工して作成(令和8年4月1日現在)
出典: 「令和8年度 放課後児童クラブの実施状況(速報値)」(こども家庭庁・https://www.cfa.go.jp/policies/kosodateshien/houkago-jidou)を加工して作成(令和8年5月1日時点・速報値)
出典: 「子ども・子育て支援情報公表システム(ここdeサーチ)」(WAM NET・https://www.wam.go.jp/kokodesearch/ANN010104E00.do)の全国施設CSVを加工して作成(2026年10月7日取得・幼稚園を除く認可施設等の収録数)
よくある質問(FAQ)
Q. 秋田県で待機児童が多い市区町村はどこですか?
A. 公表されている情報の範囲では、秋田県内の全25市区町村で令和8年4月1日現在の待機児童は0人となっている。ただし申込者数が利用定員を上回っている市区町村が1つあり、実際の入所のしやすさは地域や時期によって異なる。
Q. 待機児童が0人なら、希望の園に入れますか?
A. 待機児童0人という結果は、希望する園にすぐ入所できることを保証するものではない。育児休業中の人や特定の園のみを希望している人などは待機児童の集計に含まれないため、実際の入所可否は利用調整の結果による。
Q. 秋田県の学童の待機児童数はどのくらいですか?
A. 公表されている速報値(令和8年5月1日時点)によると、秋田県内の学童の登録児童数は12,116人、待機児童は16人となっている。保育所等とは調査時点が異なる点に留意してほしい。
Q. 保育料や申込方法はこの記事で分かりますか?
A. 本記事および一覧表は利用定員・申込者数・待機児童数などの集計値を紹介するものであり、保育料や具体的な申込方法は収録されていない。お住まいの市区町村の公式案内で確認してほしい。
Q. この一覧表の数値はいつの時点のものですか?
A. 保育所等の定員・申込者・待機児童は令和8年4月1日現在の数値、学童の登録・待機は令和8年5月1日時点の速報値である。調査時点が異なり、年度途中に状況が変わる可能性もある。
この記事で言えないこと
本記事は、公表されている集計値を市区町村別に紹介するものであり、個別の家庭が特定の保育所や学童クラブに入所できるかどうかを判断・保証するものではない。入所の可否は子どもの年齢、申込みの時期、希望する施設、各市区町村の利用調整の結果など複数の要素によって決まる。実際の利用を検討する際は、お住まいの市区町村の保育担当窓口(保育所等について)や放課後児童クラブ担当窓口(学童について)に直接確認することをおすすめする。
※本記事は2026-10-08時点で公開されているこども家庭庁「保育所等関連状況取りまとめ」(令和8年4月1日現在)・「令和8年度 放課後児童クラブの実施状況(速報値)」(令和8年5月1日時点)などの公表情報をもとに作成したデータ紹介です。記事中の数値(一覧表を含む)は調査の公表値の転記(各調査の基準日時点の情報)であり、年度途中の施設の新設・定員変更などで最新の状況と異なる場合があります。待機児童数などの統計は特定の自治体・保育施設・学童への入所のしやすさを判定・保証するものではなく、実際の入所は年齢・時期・希望施設・各自治体の利用調整によって決まります。申込方法・保育料・最新の空き状況は、お住まいの市区町村の保育担当窓口・放課後児童クラブ担当窓口に直接ご確認ください。

