石川県の待機児童はどこに多い?市区町村別の保育定員・申込者数・学童の一覧【令和8年度】

石川県の待機児童は令和8年4月時点で0人

石川県内19市区町村の保育所等の利用定員は37,203人、申込者は29,953人で、令和8年4月1日現在の待機児童は県内全19市区町村で0人だが、学童は登録17,327人に対し待機30人となっている。

石川県の待機児童と申込状況

こども家庭庁の公表資料によると、令和8年4月1日現在、石川県内19市区町村の保育所等(特例保育等・企業主導型保育事業・地方単独事業を含む)の利用定員は合計37,203人、申込者は29,953人で、待機児童は0人です。県内全19市区町村で待機児童はおらず、申込者数が利用定員を上回っている市区町村も0でした。前年(令和7年4月1日)の待機児童数も0人だったため、県全体では増減はありません。

全国の状況と比べると、全国1,741市区町村の利用定員合計は3,172,919人、申込者は2,729,681人、待機児童は2,435人で、待機児童がいる市区町村は189(全体の10.9%)、待機児童0の市区町村は1552(89.1%)です。一方で申込者数が利用定員を上回る市区町村は124あり、うち78市区町村は待機児童0のまま申込超過になっています。申込者数÷利用定員の中央値は全国で0.81です。石川県は申込超過の市区町村自体が0という点で、全国の中でも定員に対する申込みの圧力が比較的小さい地域であることがうかがえますが、これは市区町村全体の集計であり、個々の施設・年齢ごとの状況とは別であることに留意してください。

なお、認可保育施設等(保育所・認定こども園・地域型保育事業)は、独立行政法人福祉医療機構が運営する公的な公表システム「ここdeサーチ」の収録数で県内411施設です(幼稚園を除く、2026-10-07時点)。

「待機児童ゼロ」は入りやすいという意味?

待機児童0という数字だけでは、希望した時期・希望した園にすぐ利用できるとは限りません。国の待機児童の集計には、育児休業を延長中の人、特定の保育園等のみを希望している人、求職活動を休止している人などは含まれないためです。石川県の申込者数÷利用定員の具体的な比率は市区町村別に本記事の一覧表で確認できますが、全国の中央値0.81のように、定員に対する申込みの割合が高い地域ほど希望する園に入りにくくなる可能性があります。利用調整の指数の付け方や保活の具体的な進め方については、別記事で詳しく解説しています。

学童(放課後児童クラブ)の待機

学童(放課後児童クラブ)については、令和8年5月1日時点の速報値で、石川県内の登録児童は17,327人、待機児童は30人です。保育所等の数値が令和8年4月1日時点であるのに対し、学童は5月1日時点の調査であり、調査時点が異なる点に注意してください。また、県内では放課後児童健全育成事業を実施していない市町村が1つあります。小学校入学後に預け先が見つかりにくくなる、いわゆる「小1の壁」や学童の申込み方法については、別記事で取り上げています。

一覧表はどこで確認できる?

石川県内19市区町村それぞれの利用定員・申込者数・待機児童数、学童の登録児童数・待機児童数は、この記事の一覧表(保育・学童の2種)でまとめて確認できます。一覧表に記載されているのはあくまで公表統計上の数値であり、保育料の金額、申込みの具体的な手続き、現時点の空き状況は今回の調査には含まれていません。これらは市区町村ごとに制度や運用が異なるため、お住まいの市区町村の公式案内で必ず確認してください。

石川県の市区町村別一覧(保育の定員・申込者・待機児童と学童の待機)

こども家庭庁「保育所等関連状況取りまとめ(令和8年4月1日)」に収録された石川県内19市区町村の状況です。表の値は調査原票の転記です。利用定員・申込者数には、保育所・認定こども園・地域型保育事業に加え、特例保育等・企業主導型保育事業・地方単独事業の分も含まれます(国が公表する全国集計の利用定員より大きくなる場合があります)。「申込者数÷定員」が1.00を超えると申込者数が利用定員より多いことを示しますが、定員・申込者には年齢区分や施設類型ごとの内訳があるため、市区町村全体のおおまかな目安としてお読みください。実際に入所できるかどうかは年齢・時期・希望園・各市区町村の利用調整によって決まります。

保育所等の定員・申込者・待機児童(令和8年4月1日現在)

市区町村 利用定員 申込者数 申込者数÷定員 待機児童 認可保育施設等数
金沢市 13,832 11,181 0.81 0 143
七尾市 1,027 775 0.75 0 18
小松市 4,045 3,198 0.79 0 39
輪島市 269 241 0.90 0 13
珠洲市 235 113 0.48 0 9
加賀市 2,149 1,488 0.69 0 30
羽咋市 455 422 0.93 0 10
かほく市 1,757 1,592 0.91 0 16
白山市 4,608 3,762 0.82 0 43
能美市 2,132 1,778 0.83 0 19
野々市市 2,351 1,948 0.83 0 19
川北町 390 243 0.62 0 3
津幡町 1,410 1,318 0.93 0 13
内灘町 900 708 0.79 0 9
志賀町 391 245 0.63 0 3
宝達志水町 282 213 0.76 0 4
中能登町 535 413 0.77 0 11
穴水町 117 113 0.97 0 4
能登町 318 202 0.64 0 5

認可保育施設等数は「子ども・子育て支援情報公表システム(ここdeサーチ)」の2026年10月7日時点の収録数(保育所・認定こども園・地域型保育事業。幼稚園を除く)で、調査時点が異なります。

学童(放課後児童クラブ)の登録・待機(令和8年5月1日時点・速報値)

学童(放課後児童クラブ)の値は令和8年5月1日時点の速報値です。「—」は放課後児童健全育成事業を実施していない市町村、「※」は子どもの居場所事業を実施し人数は把握しているが待機児童がその事業を利用していない市町村を示します。

市区町村 登録児童数 待機児童数 居場所確保要支援児童数
金沢市 5,956 26 26
七尾市 612 0 0
小松市 2,274 0 0
輪島市 212 0 0
珠洲市 — — —
加賀市 1,010 0 0
羽咋市 256 0 0
かほく市 910 0 0
白山市 2,183 4 4
能美市 840 0 0
野々市市 1,075 0 0
川北町 211 0 0
津幡町 753 0 0
内灘町 310 0 0
志賀町 133 0 0
宝達志水町 78 0 0
中能登町 359 0 0
穴水町 77 0 0
能登町 78 0 0

なお、石川県の子ども医療費助成については市区町村別の一覧を別記事で紹介しています。

出典: 「保育所等関連状況取りまとめ(令和8年4月1日)」(こども家庭庁・https://www.cfa.go.jp/policies/hoiku/torimatome)を加工して作成(令和8年4月1日現在)

出典: 「令和8年度 放課後児童クラブの実施状況(速報値)」(こども家庭庁・https://www.cfa.go.jp/policies/kosodateshien/houkago-jidou)を加工して作成(令和8年5月1日時点・速報値)

出典: 「子ども・子育て支援情報公表システム(ここdeサーチ)」(WAM NET・https://www.wam.go.jp/kokodesearch/ANN010104E00.do)の全国施設CSVを加工して作成(2026年10月7日取得・幼稚園を除く認可施設等の収録数)

よくある質問(FAQ)

Q. 石川県は待機児童0だから、希望する保育園に入れますか?

A. 県全体の待機児童数が0であることは事実ですが、国の待機児童の集計には育児休業中の人や特定の園のみを希望する人などが含まれていません。希望する園・年齢・時期によって状況は異なるため、入所を保証するものではありません。

Q. 申込者数が利用定員を上回っていない市区町村なら、すぐに利用できますか?

A. 石川県内では申込者数が利用定員を上回る市区町村は0ですが、これは市区町村全体の集計です。年齢別の定員や個別の園の空き状況によってはすぐに利用できるとは限らないため、お住まいの市区町村の窓口で確認することをおすすめします。

Q. 保育所等と学童では、なぜ調査の時点が違うのですか?

A. 保育所等の定員・申込者・待機児童は令和8年4月1日現在の調査、学童(放課後児童クラブ)は令和8年5月1日時点の速報値として公表されているためです。年度途中に状況が変わる可能性もあります。

Q. 学童に待機児童がいる市町村はどこですか?

A. 具体的な市町村ごとの学童の登録児童数・待機児童数は、この記事の一覧表に掲載しています。県全体では登録児童17,327人に対し待機児童は30人で、放課後児童健全育成事業を実施していない市町村も1つあります。

Q. 保育料や申込方法はどこで確認すればよいですか?

A. 保育料の金額や申込みの具体的な手続きは今回の調査には含まれていません。お住まいの市区町村の保育担当窓口(学童の場合は放課後児童クラブ担当窓口)の公式案内で確認してください。

この記事で言えないこと

本記事で紹介した数値は、こども家庭庁が公表した市区町村別の集計統計であり、個々の家庭が特定の保育園・学童にいつ、どの程度の可能性で入所できるかを判定・保証するものではありません。利用調整の指数や優先順位の付け方は市区町村ごとに異なり、年齢・時期・希望する施設によっても結果は変わります。個別の入所可否の見込みや、お子さんの状況に応じた具体的な申込み戦略については、お住まいの市区町村の保育担当窓口・放課後児童クラブ担当窓口、必要に応じて社会保険労務士など専門家への相談をおすすめします。


※本記事は2026-10-08時点で公開されているこども家庭庁「保育所等関連状況取りまとめ」(令和8年4月1日現在)・「令和8年度 放課後児童クラブの実施状況(速報値)」(令和8年5月1日時点)などの公表情報をもとに作成したデータ紹介です。記事中の数値(一覧表を含む)は調査の公表値の転記(各調査の基準日時点の情報)であり、年度途中の施設の新設・定員変更などで最新の状況と異なる場合があります。待機児童数などの統計は特定の自治体・保育施設・学童への入所のしやすさを判定・保証するものではなく、実際の入所は年齢・時期・希望施設・各自治体の利用調整によって決まります。申込方法・保育料・最新の空き状況は、お住まいの市区町村の保育担当窓口・放課後児童クラブ担当窓口に直接ご確認ください。


タイトルとURLをコピーしました