青森県の待機児童はどこに多い?市区町村別の保育定員・申込者数・学童の一覧【令和8年度】

青森県の待機児童はどこに多い?市区町村別の保育定員・申込者数・学童の一覧【令和8年度】

青森県内40市区町村の保育所等は令和8年4月1日現在、利用定員29,781人に対し申込者24,626人、待機児童は0人だが、実際に入所できるかどうかは自治体や時期、希望する園によって異なる。

青森県の待機児童と申込状況

こども家庭庁の取りまとめによると、青森県内全40市区町村の保育所等(特例保育等・企業主導型保育事業・地方単独事業を含む)の利用定員は合計29,781人、申込者は24,626人で、令和8年4月1日現在の待機児童数は0人だった。県内全40市区町村(taiki_zero_n=40)で待機児童は0となっており、前年の令和7年4月1日時点の0人から増減はない。一方で、申込者数が利用定員を上回っている市区町村は4つある。待機児童がいなくても、申込者数が定員を上回っている地域があることは覚えておきたい。

全国の集計と比べると、全国1,741市区町村の利用定員は合計3,172,919人、申込者は2,729,681人で、待機児童は2,435人。待機児童がいるのは189市区町村(10.9%)にとどまり、1,552市区町村(89.1%)は待機児童0となっている。青森県内の全市区町村が待機児童0である状況は、全国的に見ても珍しいものではない。なお、認可保育施設等(保育所・認定こども園・地域型保育事業)は独立行政法人福祉医療機構が運営する公的な公表システム「ここdeサーチ」の収録によると県内522施設となっている(幼稚園を除く)。

「待機児童ゼロ」は本当に入りやすいという意味?

待機児童0という数字だけを見て「どこでもすぐ入れる」と判断するのは早計である。国の待機児童の定義では、育児休業中の人、特定の保育園等のみを希望している人、求職活動を休止している人などは集計に含まれないため、実際に保育の利用を希望している家庭の全員が数字に反映されているわけではない。

また、申込者数÷利用定員の比率は、全国では中央値が0.81となっており、定員に対して申込みがどの程度あるかの目安にはなるが、これも年齢別の空き状況や月ごとの入退所の動きまでは示していない。実際の入所は、年齢、申込みの時期、希望する園、各市区町村の利用調整(選考)の結果によって決まるものであり、待機児童0であることが入所を保証するものではない。利用調整の指数の仕組みや保活の具体的な進め方については、別記事でくわしく解説している。

学童(放課後児童クラブ)の待機

学童(放課後児童クラブ)については、青森県内の登録児童数は17,563人、待機児童は20人となっている(令和8年5月1日時点の速報値)。この数値は保育所等の調査(令和8年4月1日現在)とは時点が異なるため、単純に同じ時期の状況として比較することはできない点に注意したい。また、県内では放課後児童健全育成事業そのものを実施していない市町村が5つある。小学校入学後にいわゆる「小1の壁」に直面する家庭も多く、学童の申込み方法や利用条件については別記事で取り上げている。

一覧表はどう見ればいい?

この記事の一覧表では、市区町村ごとの保育の利用定員・申込者数・待機児童数と、学童の登録児童数・待機児童数を確認できる。数字はあくまで調査時点の集計であり、保育料の金額、申込みの具体的な手続き、現時点での空き状況は今回の調査には含まれていない。これらは必ずお住まいの市区町村の公式案内で確認してほしい。

青森県の市区町村別一覧(保育の定員・申込者・待機児童と学童の待機)

こども家庭庁「保育所等関連状況取りまとめ(令和8年4月1日)」に収録された青森県内40市区町村の状況です。表の値は調査原票の転記です。利用定員・申込者数には、保育所・認定こども園・地域型保育事業に加え、特例保育等・企業主導型保育事業・地方単独事業の分も含まれます(国が公表する全国集計の利用定員より大きくなる場合があります)。「申込者数÷定員」が1.00を超えると申込者数が利用定員より多いことを示しますが、定員・申込者には年齢区分や施設類型ごとの内訳があるため、市区町村全体のおおまかな目安としてお読みください。実際に入所できるかどうかは年齢・時期・希望園・各市区町村の利用調整によって決まります。

保育所等の定員・申込者・待機児童(令和8年4月1日現在)

市区町村 利用定員 申込者数 申込者数÷定員 待機児童 認可保育施設等数
青森市 6,348 5,553 0.87 0 109
八戸市 5,518 4,465 0.81 0 88
弘前市 4,587 3,553 0.77 0 74
黒石市 886 692 0.78 0 15
五所川原市 1,078 923 0.86 0 24
十和田市 1,487 1,192 0.80 0 27
三沢市 1,194 906 0.76 0 20
むつ市 1,165 812 0.70 0 18
つがる市 634 542 0.85 0 15
平川市 924 839 0.91 0 13
平内町 239 193 0.81 0 7
今別町 30 14 0.47 0 1
蓬田村 20 28 1.40 0 1
外ヶ浜町 35 35 1.00 0 1
鰺ヶ沢町 90 64 0.71 0 3
深浦町 100 77 0.77 0 6
西目屋村 20 30 1.50 0 2
藤崎町 495 447 0.90 0 7
大鰐町 150 120 0.80 0 4
田舎館村 290 188 0.65 0 3
板柳町 280 277 0.99 0 4
鶴田町 210 148 0.70 0 6
中泊町 107 114 1.07 0 4
野辺地町 195 165 0.85 0 4
七戸町 255 234 0.92 0 5
六戸町 310 252 0.81 0 4
横浜町 70 68 0.97 0 2
東北町 432 368 0.85 0 12
六ヶ所村 275 241 0.88 0 4
おいらせ町 952 873 0.92 0 13
大間町 120 105 0.88 0 2
東通村 90 92 1.02 0 1
風間浦村 40 14 0.35 0 2
佐井村 30 27 0.90 0 1
三戸町 194 120 0.62 0 3
五戸町 241 224 0.93 0 7
田子町 105 79 0.75 0 1
南部町 295 277 0.94 0 4
階上町 270 260 0.96 0 4
新郷村 20 15 0.75 0 1

認可保育施設等数は「子ども・子育て支援情報公表システム(ここdeサーチ)」の2026年10月7日時点の収録数(保育所・認定こども園・地域型保育事業。幼稚園を除く)で、調査時点が異なります。

学童(放課後児童クラブ)の登録・待機(令和8年5月1日時点・速報値)

学童(放課後児童クラブ)の値は令和8年5月1日時点の速報値です。「—」は放課後児童健全育成事業を実施していない市町村、「※」は子どもの居場所事業を実施し人数は把握しているが待機児童がその事業を利用していない市町村を示します。

市区町村 登録児童数 待機児童数 居場所確保要支援児童数
青森市 3,567 0 0
八戸市 2,210 0 0
弘前市 2,459 0 0
黒石市 454 0 0
五所川原市 995 0 0
十和田市 759 0 0
三沢市 729 20 20
むつ市 689 0 0
つがる市 375 0 0
平川市 598 0 0
平内町 114 0 0
今別町 — — —
蓬田村 21 0 0
外ヶ浜町 — — —
鰺ヶ沢町 87 0 0
深浦町 107 0 0
西目屋村 45 0 0
藤崎町 408 0 0
大鰐町 97 0 0
田舎館村 150 0 0
板柳町 252 0 0
鶴田町 299 0 0
中泊町 154 0 0
野辺地町 110 0 0
七戸町 325 0 0
六戸町 236 0 0
横浜町 117 0 0
東北町 400 0 0
六ヶ所村 215 0 0
おいらせ町 713 0 0
大間町 — — —
東通村 69 0 0
風間浦村 — — —
佐井村 — — —
三戸町 134 0 0
五戸町 153 0 0
田子町 81 0 0
南部町 252 0 0
階上町 172 0 0
新郷村 17 0 0

なお、青森県の子ども医療費助成については市区町村別の一覧を別記事で紹介しています。

出典: 「保育所等関連状況取りまとめ(令和8年4月1日)」(こども家庭庁・https://www.cfa.go.jp/policies/hoiku/torimatome)を加工して作成(令和8年4月1日現在)

出典: 「令和8年度 放課後児童クラブの実施状況(速報値)」(こども家庭庁・https://www.cfa.go.jp/policies/kosodateshien/houkago-jidou)を加工して作成(令和8年5月1日時点・速報値)

出典: 「子ども・子育て支援情報公表システム(ここdeサーチ)」(WAM NET・https://www.wam.go.jp/kokodesearch/ANN010104E00.do)の全国施設CSVを加工して作成(2026年10月7日取得・幼稚園を除く認可施設等の収録数)

よくある質問(FAQ)

Q. 青森県内で待機児童が多い市区町村はどこですか?

A. 公表されている情報によると、青森県内の全40市区町村で令和8年4月1日現在の待機児童は0人となっており、待機児童が発生している市区町村はない。ただし申込者数が利用定員を上回っている市区町村が4つあり、地域によって申込状況には差がある。

Q. 待機児童0の市区町村なら必ず希望の園に入れますか?

A. 待機児童0という数字は国の定義に基づく集計であり、育児休業中の人や特定の園のみを希望している人などは含まれない。年齢や時期、希望する園、利用調整の結果によって入所の可否は変わるため、入所を保証するものではない。

Q. 青森県の学童(放課後児童クラブ)の待機児童はどのくらいですか?

A. 令和8年5月1日時点の速報値で、青森県内の学童の登録児童数は17,563人、待機児童は20人となっている。保育所等とは調査時点が異なるため、同じ時期の状況として単純に比べることはできない。

Q. 申込者数が利用定員を上回っている市区町村は「入れない」ということですか?

A. 申込者数が利用定員を上回っていることは、定員に対して申込みが多いことを示す目安にすぎず、年齢別の空き状況や時期によって実際の入所可否は変わる。その市区町村で入所できない、または入所できるとあらかじめ断定することはできない。

Q. 保育料や申込みの具体的な手続きはどこで確認できますか?

A. 今回の調査には保育料や申込手続きの詳細、利用調整の指数の付け方は含まれていない。これらはお住まいの市区町村の保育担当窓口の公式案内で確認する必要がある。

この記事で言えないこと

この記事で紹介した数値は、いずれも公表されている集計結果の範囲にとどまる。特定の市区町村で希望する園や学童に入所できるかどうかの個別の判定や保証、各家庭ごとの利用調整の結果の予測は、本記事では行うことができない。また、保育料の個別試算や、学童の利用可否に関する医学的・発達上の判断も対象外である。実際の申込みや入所の見込みについては、お住まいの市区町村の保育担当窓口、学童については放課後児童クラブ担当窓口に直接確認することをおすすめする。


※本記事は2026-10-08時点で公開されているこども家庭庁「保育所等関連状況取りまとめ」(令和8年4月1日現在)・「令和8年度 放課後児童クラブの実施状況(速報値)」(令和8年5月1日時点)などの公表情報をもとに作成したデータ紹介です。記事中の数値(一覧表を含む)は調査の公表値の転記(各調査の基準日時点の情報)であり、年度途中の施設の新設・定員変更などで最新の状況と異なる場合があります。待機児童数などの統計は特定の自治体・保育施設・学童への入所のしやすさを判定・保証するものではなく、実際の入所は年齢・時期・希望施設・各自治体の利用調整によって決まります。申込方法・保育料・最新の空き状況は、お住まいの市区町村の保育担当窓口・放課後児童クラブ担当窓口に直接ご確認ください。


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